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スルガ銀元行員に懲役5年求刑 預金流用「計画性」(静岡新聞)


 顧客の定期預金を不正に解約しだまし取ったとして有印私文書偽造・同行使と詐欺の罪に問われたスルガ銀行の元行員(40)=伊豆の国市原木=の論告求刑公判が24日、静岡地裁沼津支部(菱田泰信裁判官)で開かれ、検察側は懲役5年を求刑した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。  検察側は論告で「銀行員の立場を悪用し、あらかじめ顧客の印鑑などを不正に入手するなど一定の計画性があった」と指摘した。弁護側は「心から反省し、返済の意思もある」などと寛大な処分を求めた。  起訴状などによると、被告は同行で法人向け融資の渉外担当をしていた2017年9月27日と18年1月22日、同5月1~24日の間、法人顧客への融資に流用する目的で顧客3人の定期預金を不正に解約し、払い戻し書類を偽造して計1億1300万円をだまし取ったとされる。

詳細は「静岡新聞」

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