スルガ銀不正融資に加担した業者の“最後の一線”とは
不動産業者の実態(3) 東京都内の不動産会社は、40代の会社員、井上さん(仮名)=神奈川県在住=に中古アパートとシェアハウス3棟の購入を仲介した。井上さんがスルガ銀行から融資された購入資金は、2016年の時点で約4億円に膨らんでいた。この借金が返済不能となるリスクを、不動産...
不動産会社の一室で「銀行支店幹部」が売り込んだ物件
不動産業者の実態(2) 40代の会社員、井上さん(仮名)は、東京都内の不動産会社の仲介で、2014年に中古アパート1棟を購入し、15、16年にはシェアハウス3棟を立て続けに購入した。購入資金は合わせて約4億円にのぼり、スルガ銀行の新宿支店と横浜東口支店から融資を受けた。なぜ...
不動産業者が証言「6年前の預金偽装」銀行員の誘導で
不動産業者の実態(1) 2年前に発覚したスルガ銀行の投資用不動産をめぐる不正融資では、融資審査資料の改ざんが多数行われていた。スルガ銀行の行員が資料を改ざんしたケースのほか、行員の指示や示唆で不動産業者が改ざんを行った事例も多かった。預金残高の改ざんを行った不動産業者が今回...
底なしのスルガ銀行アパマン融資の闇
スルガ銀行の不正融資はシェアハウスだけではなかった!
ウソの情報でもうけた銀行「責任を取るのは当たり前」
スルガ銀行の投資不動産に関する不正融資をめぐっては、「リスクをとって契約したのだから、購入者にも責任がある」との自己責任論がつきまとう。スルガ銀行問題の「被害弁護団」の団長を務める山口広弁護士は、消費者被害の救済に一貫して取り組んできた。山口氏は、ウソの情報で契約させた事業...